【ご報告】第21回「まだ出来る人(MDH)研究会」を開催(2022.1.24)
YUVECは2022年1月24日に第21回「まだ出来る人(MDH)研究会」を開催いたしました。
今回も「新型コロナウィルス感染拡大防止対策」として講師並びに事務局を含めた全員が別々の場所から参加するオンライン会議形式をとりました。
今回の題材としては、「シニア雇用をアシストする補助金、助成金、支援制度」についてとりあげ、どんな種類のものがあるのか、またその狙いや特徴は何か、管轄機関はどこかといった情報を整理したご紹介を社会保険労務士でもあるマニュライフ生命保険株式会社 東京支社の松田江美様からまずご講演頂きました。続いてその中から特に「雇用保険マルチジョブホルダー制度」についてより踏み込んだ解説と補足説明を事業創造大学院大学の浅野浩美教授より行って頂きました。こうした制度や法律の整備等を行う際に、できるだけ広い範囲で不公平なくその効果が行き渡るように多くの議論が時間を掛けて行われていること、施行しながら改良を加えて行くやり方があることなど、制定・整備する側から見たお話もお聞きでき、こうした制度類をより理解するのに役立ったのではないかと思います。
講演後のワークショップでは、皆様の発言が相次ぎ、活発な質疑応答や意見交換が行われた結果、あっという間に終了予定時間になってしまいましたが、政府等がシニア活用という課題をどう捉え、どういう方針で対応する姿勢を持とうとしているのかを再認識する良い機会になった研究会でした。
参加者:企業経営者、研究者、スタッフ等21名
(研究会参加風景並びに発表時の資料映写)
(企業の皆様からのMDH研究会参加は有料になります。
ご興味をお持ちの方は下記YUVEC事務局までお問い合わせください。)
事務局長:佐塚眞弘
電話 :045-340-3981
e-mail : yuvec02@ml.ynu.ac.jp